今回は、80年代名作の漫画を紹介したいと思います。
『週刊少年ジャンプ』で1984年15号から1987年42号まで全156話が連載された『きまぐれ☆オレンジロード』。
連載当時はまだ小学生にもなっていませんでしたが…(^_^;)
初めてこの作品を知ったのは中2、3くらいの時でしょうか…古本屋にあったコミックスを購入して読んでいました。表紙のかわカッコイイ女性が気になったので(笑)
久々に読んだのですが、青春時代を思い出し懐かしい気持ちになりました。
では、あらすじから紹介していきます!
きまぐれオレンジ☆ロード・あらすじ(ネタバレ)
超能力を持つ少年・春日恭介と不良少女・鮎川まどか、そしてまどかの後輩・檜山ひかるの奇妙な三角関係を描いた、ちょっぴり甘酸っぱい青春ラブコメディ。
超能力一家の長男である恭介は、引っ越した街を散策中に、赤い麦わら帽子をかぶった美少女・まどかと知り合う。
ざっと100段はありそうな長い階段を数えていると、風に飛ばされた麦わら帽子を見つけ(多分超能力使って)キャッチする。
そこに「ナイスキャッチ!」とまどかが現れる。
「よかった。ずっと下まで落っこちていっちゃったと思ったから。大変なのよねこの階段長いから…」
恭介は長い髪の美少女を前に緊張しながらも「う…うん…長いね」と返した。
この後お互いが数えた階段の事で揉めたりするのだが、どうでもいい事だと笑う。
別れ際に恭介が帽子を返そうとすると「あげるよ。なかなか似合ってるよ」と笑い去っていく。
『はっきり言ってこの街……気に入っちゃったよオレ!』
恭介の家族はカメラマンの父・隆と妹(双子)の4人で暮らしている。
双子の妹、くるみとまなみも超能力者だが父は普通の人。
まなみは大人しいけど家事全般こなすしっかり者で、くるみは元気が取り柄のお調子者でドラブルメーカー。
引っ越す事になったのはくるみが前の学校で体育の授業の時に100mを3秒で走ったから。。。もちろん超能力を使って(笑)
ちなみに転校歴は7回!先生も呆れていました(-_-;)スゴイネ・・・
その転校先で、赤い麦わら帽子の少女と再会します…。
きまぐれオレンジ☆ロード・登場人物紹介!
春日恭介
この物語の主人公。
どっちつかずの優柔不断でどこにでも居そうな中学生だが、サイコキネシスなどが使える超能力者。
その秘密がバレるたびに転校をくりかえすが、7回目の転校先で、まどかとひかるに出会う。
鮎川まどか
この物語のヒロイン。
ロングストレートの黒髪で大人っぽくミステリアスな美少女。
両親は世界的に著名な音楽家で海外での活動が多い。
姉が一人いるが、彼女も別の街にいるため、基本的に一人きりで生活している。
檜山ひかる
この物語のヒロイン。
茶髪のショートカットが特徴のボーイッシュな美少女。
まどかの幼馴染であり後輩。
最初は主人公の事を嫌っていたが、ひょんな事からすきになり、春日恭介一筋になる。
春日まなみ
主人公の双子の妹の1人で、恭介やくるみと同じく超能力を使えるが人前では決して使わない。
母親のいない春日家の家事全般を担当しているしっかり者。
普段はメガネをかけポニーテールにしている。
ひかるとは同級生で、まどかに憧れている。
春日くるみ
主人公の双子の妹のひとりで、恭介やまなみと同じく超能力が使える。
まなみとは対照的におてんばで子供っぽい性格。
春日家の問題児で、今回の引越しの要因を作った張本人。
髪型はセミロングにしている。ひかるとは同級生。
きまぐれオレンジ☆ロード・あらすじと登場人物まとめ
実はブログ始めたての頃に、この記事を書いていたのですが…未完成だった事もあり、公開せずにいました。
今朝(2020/10/13)のニュースで、まつもと泉先生の訃報を知りました。
ヒロインの鮎川まどかは、当時中学生だった私にとって「クールだけど優しくてカッコいい!」憧れの女の子でした。
しかも、頭良くて運動神経抜群…両親は音楽家で、お嬢様!
洋館みたいなオシャレな家で、一人暮らしは寂しそうだけど…すごく羨ましかった記憶があります。
アニメの主題歌「ナイトオブサマーサイド」もよく聴いていました。
青春時代に出会えた数ある作品の中で、『きまぐれ☆オレンジロード』は忘れられない、大切な思い出となりました。
まつもと泉先生、素敵な作品をありがとうございました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。